1ヶ月の相場の振り返りとポートフォリオマネジメントのために、ドル建て保有銘柄の1ヶ月騰落率と評価損益についてまとめていきたいと思います。
1ヶ月騰落率


今月中旬にFRBが金利引き上げの前倒しを示唆したことを受け、金やコモディティ価格は下落しました。
月末で1ヶ月の騰落率を振り返ると、やはりこれらの関連銘柄(金:GLDMとGDX、穀物:ADM)が値下がりしていました。
今月保有割合を増やした、MDT、JNJ、MMMもこの1ヵ月で保有銘柄の中では大きく下落をしています。
今月の各銘柄の保有割合については以下の記事をご確認ください。

もう一つ特筆すべきは、今月は先月までとはうってかわって、バリュー株と比較してハイテクグロース株が堅調な1ヶ月でした。
金利引き上げの前倒しが懸念された今月の中旬でも大きく下がることなく上昇し続けていました。
以下のチャートのように、水色で示した高配当ETFのVYMはこの1ヵ月で-2.1%下落、赤色で示したNASDAQ100ETFのQQQはこの1ヶ月で5.9%上昇しました。

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評価損益
次に各保有銘柄の取得金額に対する評価損益を以下に示しています。


GLDMやGDXは4月から回復が続いていましたが、今月は下落し、金鉱株ETFのGDXは評価損に転じました。
NASDAQ100のQQQや中国の民間ニューエコノミー株ETFのCXSEは先月まで成績が悪かったですが、今月は成績がよく評価益が大きく上昇しました。
VYMはこれらに比べると今月の成績はよくなかったですが、コロナショックの時にたくさん買い付けたこともあり、ETFの評価益率としては最も高くなっています。
XOMなど評価益率が大きな個別銘柄も同様の理由です。
今回の内容は以上になりますが、1ヶ月の騰落率を振り返ると、先月とは違った景色に見えることも多いですし、日々の値動きでは見逃していたようなトレンドを発見することがあります。
引き続き定期的なポートフォリオマネジメントをしていきたいと思います。
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