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1万円から絵画を共同保有・小口投資できる
アートへの投資は一部の富裕層に限られるイメージを持っていた方もいるかもしれませんが、共同保有で小口投資できる時代になっています。
筆者は1万円という少額から有名アートのオーナーになれる厳密にはANDARTではアートのオーナー権(共有持分権(所有権))を購入することになります。
資産性の高いアートをデジタル上でコレクション・売買ができて、絵画の繊細な管理などもすべてANDARTにお任せできます。

有名絵画の価値
これまで名画には以下のような価値がついてきました。
最近ではNFTアートにも高い価格がつくケースが出てきていますが、伝統的な絵画との価値の違いが以下にまとめられています。
伝統的な絵画は作者が歴史に名を残すようなアーティストかどうか、作者が亡くなっているかどうか(亡くなっていた場合、今後新たな作品が生まれませんので希少性が高まります)、市場に出回っている作品数などが関係してきます。
上記のアーティストの中でもANDARTでは、バンクシー、奈良美智、ジャン=ミシェル・バスキア、ゲルハルト・リヒターの作品を取り扱っています(本記事執筆時点)。
アート作品(小口化商品)ポートフォリオ
以下が筆者が保有している作品ポートフォリオになります。
ーナー権保有作品 | 作者 | 評価損益 (サービス内現在価格) |
---|---|---|
Portrait de Jacqueline de Face Etat Ⅲ 21-21-1961(Bloch 1064) | Pablo Picasso | +30.0% |
赤色かぼちゃ | 草間彌生 | +5 20.0% |
Flag | Banksy | -20.0% |
Campbell’s Soup I (Pepper Pot) | Andy Warhol | 10% |
ホームページ上でもかなりきれいにアート作品を見ることができます。
あなたの好きなアートも見つかるかもしれません。
オーナー証明書
以下が実際にオーナー権を購入したときに発行されたオーナー証明書です。
オーナー権を購入した方は、マイページから閲覧することができます。


成立価格 / 1枠の推移
現在売却したときにどれくらいの価格で成立するのかという情報を少なくとも月に1回確認しています。
ANDARTではサービス内現在価格※をマイページ上で確認できるようになりましたので、2022/5からはサービス内現在価格で表示しています。
※ANDART内での各作品の最新オーナー権成立金額/枠をもとに算出している。
これまで保有している感覚では、作品にもよりますが、1ヶ月単位でも±20%は値動きがあるのがあるのが普通ですので大型グロース株と比較すると、値動きが大きく感じるかもしれません。
作品に対するサーチャージ10%及びサーチャージに対する消費税10%を除いた、筆者のオーナー権買付単価10,000円/ 1枠を各作品のスタート地点単価としています。
今後もこの買い付け時の単価がどの様に推移するのか興味深いです。
流動性(売りたいときに売れるか・買いたいときに買えるか)について
筆者の場合の一例ですが、2021年12月23日にオファーした「赤色かぼちゃ(草間彌生)」が2022年01月06日に成立しました。
これまでは、オファーしたオーナー権買付単価10,000円で何れの作品もスムーズに買えたのですが、値上がりしている作品ですと、買付単価を上げなければ注文が成立しにくくなります。
逆に売却を考える際も、需要と共有のバランスを考え、単価を下げれば成立しやすくなります。
筆者のポートフォリオのうちFlag(バンクシー)はオーナー権がANDARTから販売された直後に購入したもの、その他の作品はユーザー間取引で購入したものになります。
オーナー権が販売されてからしばらくの期間はユーザー間取引ができません。
オーナー権の完売後、ユーザー間での取引が可能になります。
Flag(バンクシー)の場合は、オーナー権がANDARTから販売されてから2~3カ月でオーナー権が完売し、ユーザー間での取引が可能になりました。
当たり前ですが流動性は株式と比較すると劣る一面はあります。
手数料やランニングコストについて
作品に対するサーチャージ10%及びサーチャージに対する消費税10%がかかると触れました。
具体的に注文成立の明細は以下のようになります。

保有する上で、上記以上の手数料は発生しません。
つまり、投資信託のように保有しているだけでランニングコストが発生するようなことはありません。
一時期、株式以外のオルタナティブ投資としてウィスキー投資を検討したことがあるのですが、ウイスキー投資の場合、買い付け時・売却時の手数料に加え、保管料(アルコール度数の定期的な測定などの品質管理費用を含む)・保険料(カスク破壊・盗難に備えるもの)というサプライヤーに対して支払うランニングコストが発生していました。
このランニングコストは実物資産の品質や状態を保つ上では当然発生する費用だと思うのですが、現状、ANDARTではランニングコストは発生しません。
サーチャージの10%を高いと感じるか、安いと感じるかは個人差があるとは思います。
筆者の個人的な意見としては、購入時に1回だけ支払うサーチャージにランニングコストも含めているのであれば、結構企業努力しているのではないかという印象です。
絵画も繊細で、定期的な管理が必要だと思いますので。
投資信託のように純資産額の◯%といった形でランニングコストが発生するわけではありませんので、長期的に値上する場合、長期で保有すればするほど購入時に支払ったサーチャージの割合が評価額に対して少なくなります。
決済手段について
クレジットカード決済が可能となっており、VISA、Master Card、JCB、American Express、Diners Clubが利用可能になっています。
決済額に応じたクレジットカード会社のポイントが付与される点も嬉しいですね。
(アートの民主化)一部の富裕層だけではなく庶民にとってもアートが身近な時代に
冒頭にも記載しましたが、アートへの投資は一部の富裕層だけではなく、共同保有で小口投資できる時代になり、庶民にも身近なものになってくるでしょう。
ANDARTではオーナーになることによってオーナー限定のプレミアムなイベントなど優待を受けることができます。
ANDARTはまだ新しいサービスですし、筆者も始めたばかりですので、今後、投資しているアートの価格推移の状況や、サービスを利用した経験談なども発信していければと考えています。
バンクシーをはじめ資産性が高く今後値上がりが見込める作品を多く取り扱っていますので興味がある方は無料会員登録だけ行って、アートへの投資は様子見状態でも、最新のアートトレンドやオークション情報などを届けてくれるメリットがあります。
以上、参考になれば幸いです。