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SUMPRODUCT関数
範囲または配列の積を合計する関数になります。
SUMPRODUCT (配列 1, [配列 2], [配列 3],…)
SUMPRODUCT 関数には、次の引数があります。
引数 | 説明 |
---|---|
配列1 必須 | 計算の対象となる最初の配列引数を指定します。 |
[配列 2], [配列 3],… 任意 | 計算の対象となる2 から 255 個までの配列引数を指定できます。 |
SUMPRODUCT関数がエラーになるケース
引数となる配列は、行数と列数が等しい配列である必要があります。
たとえば、= SUMPRODUCT (C2: C10, D2: D5) では、範囲が同じサイズでないため、エラーが返されます。
行数と列数が等しくない場合は、以下のようにエラー値 #VALUE! が返されます。
<結果>
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SUMPRODUCT関数を使用して売上合計を求める
SUMPRODUCT関数を使用して以下の例の野菜の売上合計を求める場合、次のように配列を指定します。
=SUMPRODUCT(C2:C10,D2:D10) |
結果は以下になります。
<結果>
SUMPRODUCT関数ではそれぞれの配列の1列目どおし、2列目どおし、3列目どおし・・・あるいは 1行目どおし、2行目どおし、3行目どおし・・・ をかけ合わせて、合計を求めるようになっているのも注意点です。
SUMPRODUCT関数は複数条件の合計を求める事ができる(≒COUNTIFS関数)
SUMPRODUCT関数は複数条件の合計を求める事もできます。
COUNTIFS関数と同じような役割を果たすこともできます。
上の例で50代・男性・自動車の人数を求めるには次のように入力します。
=SUMPRODUCT((B3:B15=B18)*(C3:C15=C18)*(D3:D15=D18)) |
50代・男性・自動車の人数は3人と求めることができました。
<結果>
次のようにCOUNTIFS関数を使用しても同じ結果が出るかどうか検証してみましょう。
=COUNTIFS(B3:B15,B21,C3:C15,C21,D3:D15,D21) |
SUMPRODUCT関数と同じ結果を出すことができました。
<結果>
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