SUMIF関数、AVERAGEIF関数、COUNTIF関数は横にも計算できる
SUMIF関数、AVERAGEIF関数、COUNTIF関数を縦方向に使う方は多いと思いますが、横方向にも使う事ができます。
例えば以下の表において、直近5年の騰落率として2018年以降の騰落率をSUMIF関数を使用して求めてみます。
以下のように関数を入力しました。
=SUMIF(B1:I1,”>=”&E1,B2:I2) |
2018年以降の騰落率を合計したかったので、範囲の中から2018年以上の年における騰落率を合計するためにSUMIF関数を使用しました。
以下のように入力しても問題ないですが、今回は「2018」の部分は「E1」とセル参照にしました。
=SUMIF(B1:I1,”>=2018″,B2:I2) |
「2018」と手入力する場合、不等号(等号)マークから「2018」までをダブルクォーテーション「””」で囲みますが、セル参照とする場合、不等号(等号)マークまでをダブルクォーテーション「””」で囲み、その後に「&」と「セル番号」を入力する点に注意が必要です。
SUMIF関数については以下の記事も参考にしてください。
【Excel】SUBTOTALにSUMIFを組合せるように複数条件で計算できないか?SUMIF関数を使用して「53.8%」と結果が算出されました。
AVERAGEIFやCOUNTIFについてもSUMIFと同じように横方向の計算ができます。
=AVERAGEIF(B1:I1,”>=”&E1,B2:I2) |
AVERAGEIF関数を使用して「10.8%」と結果が算出されました。
以下ではCOUNTIF関数を用いて2018年以降でプラス成長の年数を求めています。
=COUNTIF(B2:I2,”>=0″) |
COUNTIF関数を使用して「6」と結果が算出されました。
このようにSUMIF関数もAVERAGEIF関数も横方向の計算にも使えることがわかります。
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