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本を手に取ったきっかけ・感想
本書は心から完コピしたいと思える、1冊の「師匠本」に絞り、その本の内容だけを、ひたすらやり抜く「完コピ読書術」をおすすめするものです、
今までの私は読書をして、行動に取り入れるということは重視していましたが、取捨選択して、時には自分に取り入れやすいものを、かいつまんで行動に取り入れるということをしていました。
本書の内容はその読書スタイルを覆す内容になっています。
一流と呼ばれる人も、すでにこの「完コピ読書術」を実践しています。
「星野リゾート」の代表・星野佳路氏の読書法は、課題を解決する「教科書」となる本を見つけると、常にその1冊を持ち歩き、メモをして徹底的にマネするそうです。
本書は自身の読書習慣を見直すきっかけになりました。
今回はあつみゆりかさんの著書、「今度こそなりたい自分になる! 1冊まるごと「完コピ」読書術」を紹介します。
- 本を読むだけで終わっている人
- 多読の割に、実生活が変わっていない人
人生に取り入れたい文脈
本も読むだけではなくて、行動に移さなければ意味がありません。
この記事では個人的に共感した部分、覚えておこうと感じた部分、人生に取り入れてみたいと感じた部分だけを断片的に取り上げています。
必ずしも書籍の内容の全体を俯瞰しているわけではありませんので、詳細は書籍を購入して確認してください。
「師匠本」の選び方
本書が推奨しているのは、これだと思える1冊の「師匠本」を選び、それを完コピするという活動です。
では、完コピしたいと思える「師匠本」を私たちはどのように選べばよいのでしょうか。
それは「この人なんか好き」という感覚。
これに従うことを本書ではおすすめしています。
思ったよりも難しくはないはずです。
リアルな人でも、映画やアニメのキャラでも、好きな人の言葉は響いて心に残ります。
逆に、「この人、なんか癇にさわる………………」。
そんな人の言葉は、たとえそれがどんなに良い言葉であっても素通りしてしまうものです。
これは本も同じなのです。
本には多かれ少なかれ著者の性格がにじみ出ます。
まず読んだときに「なんか好き」「憧れる」「面白い」「カッコいい!」など何でも良いのでポジティブな感情がわき出てくる本は、それだけで「師匠本」 候補と言えます。

なりたい自分
読書術を解説した多くの本で、本を読む目的が大事だという内容はよく目にします。
本書でもその主張は同様と言えます。
私達の目標は本を読むことではなく、「なりたい自分」になることだと本書でも表現されています。
先程取り上げた「師匠本」を選ぶ際にも、そもそも「なりたい自分」に導いてくれる「師匠本」を探すわけですから、「なりたい自分」を持っておくことは重要であると感じました。
私も含めて、「なりたい自分」がわからないという方も多いと思いますが、「なりたい自分」の見つけ方の一つとして、自分の本棚(あるいはアプリの画面)を眺めてみることを推奨しています。

その中には、買ってはみたけれど本棚にキレイに収納されただけ。
あるいは本棚にも入れられず部屋に溢れている。
あるいはダウンロードはしたけれど読み途中の本が携帯アプリにいっぱい並んでる。
そんな人も多いのではないでしょうか。
そこには自分が知りたかったこと、成し遂げたかったこと、なりたい自分を象徴しているタイトルが並んでいるはずです。
それらはすべて「なりたい自分」のカケラたちであると本書では表現しています。
活用シーンを意識したラベル付け
本書で推奨している読書法を簡単にまとめると、振り返らず、忘れても問題ないというスタンスで読み進める一方で、本と一緒にパソコンを置いて「なるほど」の収穫作業をするというものです。

「なるほど」の収穫作業とは「なるほど」と思った文章を読みながら、どんどんエクセル(スプレッドシートでもOK)に入力する作業です。

その際には、必ず書かれたページ数も一緒に入力します。
「なるほどリスト」の作成の際に、ラベルもつけます。
ラベルの文言は思い浮かばないことがあるかもしれませんが、本で書かれている言葉をそのまま引用してOKです。
特に、本の中で太字になっている見出しや目次の文言はラベル候補とのことです。
著者の場合はこの段階で脳みそをたくさん使いたくないので、オリジナルのラベルよりも 断然、本の言葉を引用する派のようです。
総じてあまり難しく考えずに、気楽に進めていく作業になります。
1点、オリジナルの「ラベル」付けをする場合は、ノウハウを後から取り出せるものでなくてはいけません。
たとえば、「朝礼で使えるフレーズだな!」と感じたら、「朝礼」というラベルを付けます。
あるいは、具体的な人物をイメージして「○○ちゃんの教育で使える!」 と感じたら、「○○ちゃん教育」というラベルを付けるのです。
今抱えている課題と結び付けることによって、活用シーンを意識したラベル付けになり、行動の変化にもつかがるのではないかと感じました。
日々の困りごとに直面したときに、課題を解決する参謀的な存在となるでしょう。
一方、「参考になった」「感動した」「実践しようと思った」などという情緒的なラベルは、実践段階で呼び出すことが多くないので、行動につなげづらく、できるだけ避けたいところです。
バイプロLOG 