【Tableau】計算フィールド

計算フィールドを使ってTableauの中で計算する

Tableauでは取り込んだデータに分析したいフィールド項目がない場合、Tableauの中で関数を使って計算することができます。

例えば以下の例では、売上高、売上総利益、営業利益、当期純利益の金額の推移をまとめた結果ですが、元のデータには売上高総利益率、営業利益率、当期純利益率が無かったとします。

手順としてはサイドバー「データ」ペインメニュー右上の「▼」から「計算フィールドの作成」を選択します。

「計算フィールドの作成」はメニューバーの「分析」から選択することもできますし、画面左のデータタブの空白を右クリックすることでも選択することができます。

デフォルトの名前を「営業利益率」に変更します。

計算式は使いたい項目をドラッグ&ドロップで追加することができます。

項目として認識されると[ ]が付き、オレンジ色に変化します。

計算式は全て半角である必要があり、全角のままだと以下のように左下に「計算にエラーが含まれています」と赤字で表示されたままになります。

計算値を入力する際は集計値を計算するのか、明細値を計算するのか注意しましょう。

集計値同士を計算する場合は必要に応じてSUMを付ける必要があります。

計算式に問題がなければ左下に「計算は有効です」と表示されますので、右下の「OK」を選択します。

同様に売上高総利益率、売上高当期純利益率の計算式を入力します。

画面左のデータタブの下に「計算フィールドの作成」で作成した「営業利益率」「売上高総利益率」という項目が新たに追加されていることがわかります。

追加された項目は新たなグラフの描画にも使うことができます。

追加された売上高総利益率、営業利益率、当期純利益率を使って、以下のようなのグラフを作成することができました。

今回の内容が参考になれば幸いです。

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