Table of Contents
検索値に対応するデータを参照する方法
以下のように銘柄の取得金額と評価額を入力する記録シートと銘柄情報がまとめられている銘柄リストを準備しました。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-42.png)
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-43.png)
AppSheetを使い、アプリの入力画面から入力した情報を、記録シートのスプレッドシートに自動反映させられるようなアプリを作成します。
その際に、銘柄の入力画面で銘柄を選択すると、選択した銘柄に対応するセクターが自動入力されるような仕様にします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-54-800x500.png)
Excelで言うVLOOKUPに近いイメージで、銘柄を指定すれば対応するセクターが自動で入力されるような仕様にします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-56.png)
以下の記事では参照先のKEYを介して参照先と記録シートをリレーションする方法を解説しました。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-54-520x300.png)
参照先シートと参照元シート(記録シート)のColumns設定は以下になります。
参照先シートのColumns設定
「銘柄」が参照先の「銘柄リスト」において「KEY」となるようにDataのColumnsで設定します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-46-800x450.png)
参照元シートのColumns設定
参照元の記録シート側では検索値に相当する「銘柄」のTYPEをRefとします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-55-800x331.png)
TYPEをRefとした場合、以下のような設定画面が開きます。
Source tableは参照先の「銘柄リスト」を選択します。
「Is a part of?」にチェックを入れます。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-49.png)
「Is a part of?」の設定については以下を参照してください。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-88-520x300.png)
「Done」を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-50.png)
次に記録シート側のセクターのFORMULAを設定します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-57-800x394.png)
銘柄リストのセクターをInsertすると[銘柄].[セクター]と関数入力画面に表示されます。
これは参照先である銘柄リストの中で検索銘柄に対応するセクターを返すという意味になります。
最後に「SAVE」を押します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-59.png)
画面右上の「SAVE」ボタンを押した上で、アプリの入力画面を確認してみます。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-61.png)
銘柄を入力すると、銘柄に対応するセクターが「銘柄リスト」から自動参照されたことがわかります。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-60.png)
設定をまとめると次のようになります。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2023/10/image-63-800x304.png)
今回の内容が参考に参考になれば幸いです。