エクセルは日付データをシリアル値化しているのですが、年、月、日の数値があれば今回紹介するDATE関数を用いて日付データに変換することができます。
今回は使い方も含めて、DATE関数を解説していきます。
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DATE関数
DATE関数では、年、月、日を表す数値から、その日付データを求めることができます。
戻り値は指定された年、月、日に相当する日付データ(シリアル値)を返します。
書式
=DATE(年,月,日) |
引数
年:
年を表す整数を指定します。0以上4桁までの整数を指定します。1900未満の値を指定した場合、その数に1900を加えた値が指定されたものと見なされます。たとえば、DATE(108,1,2) は 2008 (1900+108) 年 1 月 2 日を返します。
月:
月を表す整数を指定します。 1 ~ 12 (1 月から 12 月) の月を表す正または負の整数を入力します。
12 より大きい数値を指定することも可能ですが、翌年以降に繰り越した日付が求められます。たとえば、DATE(2008,14,2) は 2009 年 2 月 2 日を表すシリアル値を返します。
1 より小さい数値を指定すると、指定した年の最初の月から、月の引数の絶対値に 1 を加えた月数を減算した月を指定したと見なされます。 たとえば、DATE(2008,-3,2) は 2007 年 9 月 2 日を表すシリアル値を返します。
日:
日を表す整数を指定します。1 ~ 31 の日を表す正または負の整数を入力します。指定した月の最終日より大きい数値を日に指定することも可能ですが、翌月以降に繰り越した日付が求められます。 たとえばDATE(2008,1,35) は 2008 年 2 月 4 日を表すシリアル値を返します。
1 より小さい数値を指定すると、指定した月の最初の日から、日の引数の絶対値に 1 を加えた日数を減算した日を指定したと見なされます。 たとえば、DATE(2008,1,-15) は 2007 年 12 月 16 日を表すシリアル値を返します。
使い方
A1に「=DATE(2020,1,31)」と入力します。
その結果「2020/1/31」という日付が入力されました。
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