データラベルをデータ要素からはみ出さずに収める方法
以下の2つの円グラフを比較すると左側の【Before】と右側の【After】とでは、データラベルがデータ要素内に収まっているか、収まってないかの違いがあることが分かります。
例えば、「エネルギー」の赤四角で囲ったデータラベルは「一般消費財」や「ヘルスケア」のデータ要素にまでデータラベルが侵食してしまっています。
また「ヘルスケア」は%の数字が円グラフからはみ出てしまっています。
データラベルをデータ要素内に収めるには、以下のような方法が考えられます。
- データラベルの文字を小さくする
- 現状の「分類名, 値」で表示させているデータラベルを「分類名」あるいは「値」だけにする。
しかし、今回は上の円グラフの【After】のように、データ要素に「分類名」と「値」の2つの情報を示し、文字の大きさも変更せずに改行してデータ要素内に収める方法について解説します。
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データラベルの書式設定の操作手順
今回は「データラベルの書式設定」を使用します。
円グラフ上のデータラベルを右クリックして、「データラベルの書式設定」を選択します。
するとExcel画面の右側に以下のような「データラベルの書式設定」の作業ウィンドウが表示されます。
この作業ウィンドウでデータラベルを「分類名」あるいは「値」だけにしたり、「パーセンテージ」にすることができます。
データラベルを「分類名」と「値」で改行したい場合は、「区切り文字」というところから「(改行)」を選択します。
すると、データラベルの文字の大きさを変更せずに「分類名」と「値」で改行してデータ要素内に収める事ができました。
操作としてはこれで完了です。
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