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SUMMARY
今回はPower Automate Desktopの、「日付の選択ダイアログを表示」について解説します。
今回は活用例として以下のようなフローを作成しました。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-49-800x275.png)
1 | 現在の日時を取得して変数[CurrentDateTime]に格納します。 |
2 | 日付の選択ダイアログを表示して、ダイアログで設定された日付を変数[SelectedDate]に格納します。 (初期値は1で設定した[CurrentDateTime]とします) |
3 | 変数[SelectedDate]をテキストに変換し、変数[FormattedDateTime]に格納します。 |
4 | フォルダーを作成し、フォルダー名を[FormattedDateTime]とします。 |
ここからは、手順について解説します。
「現在の日時を取得」から初期値を設定
「現在の日時を取得」をドラッグ&ドロップします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-48-800x558.png)
「取得:」では「現在の日時」か「現在の日付のみ」を選択できます。
今回の例ではどちらを選択しても結果に影響はないですが、一旦「現在の日付のみ」を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-51-800x549.png)
「タイムゾーン:」は初期値の「システムタイムゾーン」のままとします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-52-800x549.png)
[CurrentDateTime]という変数が生成されます。
「現在の日時の取得」はこれで設定完了になりますので、右下の「保存」(赤矢印)を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-53-800x551.png)
日付の選択ダイアログを表示
「日付の選択ダイアログを表示」をドラッグ&ドロップします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-54-800x598.png)
「ダイアログのタイトル:」と「ダイアログ メッセージ:」に適当なタイトルとメッセージを入力します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-55-800x632.png)
上記のようなダイアログタイトルとメッセージにした場合、以下のように表示されます。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-72.png)
「ダイアログの種類:」では「一つの日付」か「日付範囲(2つの日付)」を選択することができます。
今回は「一つの日付」を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-56.png)
「次のプロンプト:」では「日付のみ」か「日付と時刻」を選択することができます。
今回は「日付のみ」を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-57-800x502.png)
「既定値:」では初期値として先ほど設定した[CurrentDateTime]を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-59-800x484.png)
[SelectedDate]という変数が生成されます。
「日付の選択ダイアログを表示」はこれで設定完了になりますので、右下の「保存」(赤矢印)を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-60.png)
datetimeをテキストに変換
先ほど設定した日付をテキストデータに変換しなければ、フォルダー名に日付情報を表示することができません。
「datetimeをテキストに変換」をドラッグ&ドロップします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-61-800x522.png)
「変換するdatetime:」として先ほど設定した変数[SelectedDate]を指定します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-62-800x353.png)
「使用する形式:」として「標準」の場合、以下の赤枠のような表示形式になりますが、今回はフォルダー名として使いたいので「カスタム」を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-63-800x533.png)
「カスタム形式:」として「yyyyMMdd」と入力した場合、以下の赤枠のような表示形式になります。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-64-800x399.png)
[FormattedDateTime]という変数が生成されます。
「datetimeをテキストに変換」はこれで設定完了になりますので、右下の「保存」(赤矢印)を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-65.png)
フォルダーの作成
「フォルダーの作成」をドラッグ&ドロップします。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-66-800x466.png)
今回はデスクトップにフォルダーを作成してみますので、「新しいファルダーを次の場所に作成:」からデスクトップを選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-67-800x364.png)
「新しいファルダー名:」として先ほど設定した変数[FormattedDateTime]を指定します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-73-800x413.png)
「フォルダーの作成」はこれで設定完了になりますので、右下の「保存」(赤矢印)を選択します。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-74.png)
フローの実行
ここまでのフローを実行し、ダイアログで指定した日付の入ったフォルダーがデスクトップに作成されるかどうかを確認します。
2で設定したダイアログボックス(タイトル「日付を入力」、メッセージ「日付を入力してください」)が表示されました。
初期値は現在の日付になっていることが分かります。
入力して、「OK」を選択すると3以降のフローが実行されます。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-75-800x441.png)
デスクトップに指定した日付が名前として入ったフォルダーが生成されました。
![](https://gldegg.com/wp-content/uploads/2024/04/image-72.jpg)
今回の内容が参考になれば幸いです。