【Tableau】データ結合

Tableauでデータ結合

今回はTableauでデータ結合をする方法について解説します。

Tableauでは、例えば2つのExcelシートで作成されたデータを結合することができます。

Excelでこの作業をするには少し手間がかかりますが、Tableauでは直感的に簡単にデータ結合をすることができます。

Tableauを使い始めて感動した機能の一つです。

今回は以下のSheet1とSheet2の2つのデータセットをTableauに取り込み、データ結合します。

Sheet1ではデータラベル#1~に対して系列データ、X軸の値、Y軸の値がまとめられています。

Sheet2ではデータラベル#1~に対してバブルサイズのデータがまとめられています。

最終的にはデータラベルをキーにして(介して)、Sheet1とSheet2のデータを結合するのが今回のゴールです。

Sheet1
Sheet2

手順

Sheet1とSheet2の2つのデータセットをTableauに取り込むとデータソースシートの左側にSheet1とSheet2という形でシート名がシート毎に表示されます。

Sheet1をデータソースシート中央の「テーブルをここまでドラッグ」と記載されたエリアにドラッグ&ドロップします。

結合サンプルにSheet1が表示されます。

このSheet1を選択すると右側に「▼」が表示されますのでこれをクリックして「開く」を選択します。

開いた結合画面は以下のようになります。

次にSheet2をドラッグ&ドロップします。

Sheet1とSheet2にはデータラベルという共通データが存在しますので、Tabuleauが自動的にデータラベルをキーにしてデータを紐づけてくれます。

Shee1とSheet2の間にある結合マークをクリックすると、結合情報を確認することができます。

以下の例では内部結合で「データラベル」が一致するShee1(データソース)とSheet2のデータが紐付けられていることがわかります。

ベン図を見ていただくと直感的で分かりやすいかもしれません。

複数の結合条件を設定する場合も、この結合情報から設定することができます。

ここで結合の種類について解説します。

内部結合

内部結合では両方に一致がある値のみレコードが表示されます。

紐づく相手がいないレコードは除外されます。

左外部結合

左外部結合は、例えば以下のSheet1のレコードは全て表示させ、Sheet2のレコードはSheet1と一致がある値のみレコードが表示されます。

Sheet2は紐づく相手がいないレコードは除外されます。

Sheet1側で紐づく相手がいないレコードはSheet2のレコードでNULLと表示されます。

右外部結合

右外部結合は左外部結合の逆で、例えば以下のSheet2のレコードは全て表示させ、Sheet1のレコードはSheet2と一致がある値のみレコードが表示されます。

Sheet1は紐づく相手がいないレコードは除外されます。

Sheet2側で紐づく相手がいないレコードはSheet1のレコードでNULLと表示されます。

完全外部結合

完全外部結合では、例えば以下のSheet1とSheet2のレコードは全て表示させます。

Sheet1側で紐づく相手がいないレコードはSheet2のレコードでNULLと表示され、Sheet2側で紐づく相手がいないレコードはSheet1のレコードでNULLと表示されます。

今回の内容が参考になれば幸いです。

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