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パートナーズFXのレバレッジ倍率の算出方法
筆者はパートナーズFX nanoを使用していますが、レバレッジ倍率を設定する方法や、確認方法が分からなかったのでこの記事で解説します。
結論から書きますと、マネーパートナーズではレバレッジの倍率を設定するツールは存在しません。
マネーパートナーズでは、取引数量と預け入れ金額との関係によって、レバレッジ倍率を調整することができます。
そのため、取引数量及び預け入れ金額とレバレッジ倍率の関係を理解した上で取引をする必要があります。
レバレッジの倍率は以下の式で計算をすることができます。
レバレッジ=(通貨ペアのレート×取引数量)÷口座への預け入れ金 |
もし口座への預け入れ金が、最低必要証拠金額だった場合、レバレッジの最大倍率である25倍で取引をしていることになります。
逆に言うと、レバレッジは25倍までしかかけることができませんので、取引金額の4%は最低必要証拠金額が必要ということになります。
口座への預け入れ金の確認方法
次にレバレッジ倍率の計算に必要な口座への預け入れ金の確認方法について解説します。
マネーパートナーズログイン後の会員専用サイトから「資産管理」→「資産詳細」を選択します。
「資産詳細」から受け入れ証拠金を確認することができます。
実際は評価損益が発生しますので、有効証拠金としては含み損や含み益を考慮して資産評価額を見れば問題ありません。
レバレッジ倍率の確認方法
レバレッジの倍率の計算に必要な係数の確認方法を解説しましたが、直接レバレッジの倍率を確認する方法もあります。
マネーパートナーズログイン後の会員専用サイトから、パートナーズFXもしくはパートナーズFXnanoの取引画面を開きます。
するとクイック発注ボードが開きますので、右上のメニューから「口座情報」を選択します。
「口座情報」画面の右上で「実行レバレッジ」を確認することができます。
試しに100通貨単位で取引をしてみた例ですが、計算上も似たような倍率になります。
レバレッジ=(通貨ペアのレート×取引数量)÷口座への預け入れ金
=147.892✕100÷11,093
=1.33倍
上記のレートの場合、100通貨の取引に必要な最低必要証拠金額は600円で有効証拠金は11,093円になりますので、証拠金維持率は11,093円÷600円=18488%となります。
取引数量と預け入れ金額との関係だけではなく証拠金維持率も考慮しながらレバレッジ倍率を調整する必要があります。
最後に実効レバレッジ倍率や証拠金維持率、取引余力など、筆者が理解するのに苦労した概念図を以下に示してこの記事を締めたいと思います。
以下の呼び方はFX口座によっても微妙に違うことがありますので、理解を難しくしている側面があります。
今回の内容が参考になれば幸いです。