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本を手に取ったきっかけ・感想
本を読んだだけで満足していては、いつまで経っても、何十冊読んでも、年収は上がりません。
間違った読書方法ではなく、年収を上げるためには欠かせない習慣を理解するために選びました。
個人的にはキャッチーなタイトルにも惹かれました。
本書は余白が大きめで、図解もあり、重要な所は太字になっていたので読みやすかったです。
巻末にはおすすめの書籍もあり、読んでみたいと思う書籍がいくつもありました。
今回は大岩 俊之さんの著書「年収を上げる読書術」紹介します。
- 年収を上げたい人
- 「読む」だけで終わっている人
- 読書術に興味がある人
人生に取り入れたい文脈
本も読むだけではなくて、行動に移さなければ意味がありません。
個人的に共感した部分、覚えておこうと感じた部分、人生に取り入れてみたいと感じた部分を中心に取り上げています。
必ずしも書籍の内容の全体を俯瞰しているわけではありませんし、本記事は単なる要約ではありませんので、詳細は書籍を購入して確認してください。
「本から何を得たいのか?」という目標を設定
本を読む前に、「なぜ、この本が読みたいのか?」という、本を読む目標を設定します。
このことは「「読む」だけで終わりにしない読書術: 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法」(本要約チャンネル)でも同じ事が述べられていました。
私自身は読書をする前に十分に取り組めていませんでしたので最近反省をして取り入れるようにしています。

「本から何を得たいのか?」という目標を設定することで、その目標にフォーカスが当たり、その目標に関係した箇所が出てくると、気になるようになってきます。
やがて慣れてくると、読んでいるうちに、目に飛び込んでくるようになってきます。
本を読む目標を設定することは、自分にとって必要な情報を得るために必須のことです。
同じ種類の本を一気に読む
読書スピードが遅い一番の原因は、何だと思いますか?
それは知識の量です。
知っている内容や、著者が言いたいことがなんとなく想像できる本ではサクサク読めます。
知識の量が少なく、効率よく読書したいのであれば、同じ種類の本を一気に読むのがおすすめです。
本書では、同じ種類の本を3冊、1週間以内で読むことを推奨しています。
同じ種類の本を一気に読むことことで、知識の量を一気に増やすことができます。
私の場合、最近読書術の本をまとめて読みましたが、この読み方のおすすめの点は、選んだ同じ種類の書籍の中で、共通して言われている内容が出てきたりします。
複数の書籍で推奨されていることは真理である可能性が高く、内容が定着しやすいように感じます。
実践できる本を選ぶ
読書術関連の本の中では、私自身初めて目にした文脈で、印象に残った内容です。
本書では、すぐに実践できる本を選ぶことを推奨しています。
成功への近道として、まずは成功者のマネをすることが一番です。
具体的なノウハウやテクニックが書かれている本、もっと言うと、できれば、その道のプロが、自分の体験談をもとに書いてある本がマネしやすいでしょう。
本書に限らず名著を読むことが薦められるケースは多いです。
しかし、本書で書かれていた内容で、私自身も確かにと思った点ですが、名著と呼ばれる本は、すぐに結果が出る内容もあれば、すぐに結果が出ない内容の本もあります。
名著には素晴らしいことが書いていますが、行動に繋げられなければ、人生は何も変わりません。
実践する事にフォーカスすると、多くの人が勧めている名著が最適とは限らず、最適な本選びが変わってくるのではないかというのは、新しい視点でした。
できれば最初のうち、とくに結果がすぐに欲しい場合は、「ビジネスに生かすこと」を前提にした本を選びましょう。