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残クレで購入した車が自損事故でバンパーに傷
筆者は以前、家の前の狭い道に止まっていた配達車両に道を譲るためバックをした際に、夜間の暗闇かつ死角にあった電柱に車体をこすってしまいました。
擦ってしまった車は、残クレで購入した車になります。
残クレとは残価設定型ローンのことで以前の以下の記事で取り上げました。
残クレとは?メリット・デメリットをトヨタの例で紹介残クレの仕組みとして◯年後の残価すなわち車両価値は市場価格に影響されることなくメーカーが保証し、◯年後には車両購入時にメーカーが設定した買取価格(残価)で買い取ってもらうか、残価を返済して車を買い上げることになります。
メーカー以外に買い取ってもらう場合でも、残価はメーカーに必ず支払わなければなりません。
残クレで購入した車で事故をした場合に気にすべきこと
残クレで購入した車で事故をして修理が必要になった場合に何が問題になるのかというと、契約時に設定した残価で車を買取(引取)してくれない可能性が出てくるという点です。
契約時に設定した残価は車の買取(引取)時期が到来するまで査定基準を維持する事ができれば残価で買取(引取)ってもらえますが、事故や改造などで査定基準を満たさなければ別途精算が発生することになります。
このことも頭に置きつつ、残クレで購入した車は買取(引取)時期が到来するまで完全に自分のものになったという感覚で乗らない方が良いというのが筆者の個人的な感想です。
残クレの車の 買取(引取)条件については以下の記事で具体的に解説していますので参考にしてください。
残クレの車の買取条件をトヨタの例で紹介今回付けてしまったバンパーの傷
残クレで購入した車で事故をした場合の対応について解説する前に、事故にも程度が色々ありますので、今回の車体の損傷度合いについて紹介します。
既に記載した経緯で、今回は主にリアバンパーを損傷してしまいました。
損傷の度合いは以下の写真を参考にしてください。
写真以外の部分に損傷はありません。
リアバンパーの交換費用など総額でいくらぐらい修理にかかったのか気になる方は以下の記事を参考にしてください。
車のバンパー交換費用残クレで購入した車で事故をした場合の対応
ここからは筆者が行った対応と、今後似たようなことを経験された方の場合どうするべきかを経験を踏まえて解説します。
車を残クレで購入していたため残価にも影響する可能性があるということは既に記載しました。
そのためまずはカーディーラーに相談しましょう。
カーディーラーとしては実際に損傷度合いを見てみないと分からないということで、筆者の場合は相談後、損傷した車をカーディーラーに持ち込むことになりました。
カーディーラーが気にするポイントは損傷度合いが事故修復歴に該当するかどうかです。
筆者の場合は結果的にバンパー周辺を交換すれば良いだけでしたので事故修復歴には該当せず、今回の修理費を払えば設定残価は変わることはありませんでした。
カーディーラー担当者に質問したところ事故修復歴に該当しない今回のような損傷の場合は、修理自体は近所にある整備工で修理を依頼しても問題ないとのことでした。
しかし、事故修復歴に該当するかどうかの判断には悩むと思いますので、損傷させてしまった場合は一度カーディラーに相談されることをおすすめします。
尚、現金一括で購入した方や、カーローンを払い終えている方は必ずしもカーディーラーで状態を見てもらう必要はなく、自分で選んだ整備工場でも問題ないでしょう。
残価設定型ローンは今回の内容以外にも金利のかけ方などの仕組みを十分に理解した上で契約するかどうか判断すべきだと思います。
今回の記事ではその点十分触れていませんので、興味のある方は以下の記事も参考にしてください。
残クレとは?メリット・デメリットをトヨタの例で紹介今回の内容が参考になれば幸いです。